熱狂的なブームが定着した一方で、SNSや知恵袋などのコミュニティでは、当日のトラブルや後悔の声がリアルに寄せられています。体育祭うちわネットの反応を深掘りすると、主に3つのトラブルが頻発していることがわかります。
「朝の移動中にバッグの中でレースが潰れて折れ曲がってしまった」「午後の競技中に気温が上がり、両面テープの糊が溶けて文字がずり落ちてきた」といった物理的破損の声は、毎年数多く見受けられます。特に初夏や秋口の体育祭グラウンドは照り返しが強く、直射日光による粘着剤の軟化は多くの制作者が見落としがちな盲点です。
さらに見過ごせないのが「校則・持ち込み規制」との摩擦です。報道や現場教員の証言を総合すると、私立校・公立校を問わず「安全確保のため、競技中の装飾うちわ持参はスタンド応援時のみ」「過度な装飾や周囲の視界を遮るサイズは持ち込み禁止」といったルールを設ける学校が全体の約3割に達しています。前夜に徹夜で完成させた渾身のうちわが、校門で没収されては元も子もありません。サイズ規定やパーツの脱落防止への配慮は、制作前に必ずクリアしておくべき関門です。