通常、大鍋で茹でると沸騰から50〜80分以上を要するアク抜きですが、たけのこアク抜き圧力鍋時短テクニックを活用すれば、加熱時間をわずか10分〜15分程度(加圧時間)に短縮できます。
【圧力鍋を用いた最短手順】
- たけのこの先端を切り落とし、縦に切れ目を入れる(鍋に入らない場合は縦半分に割る)。
- 圧力鍋にたけのこを並べ、すっぽりかぶる程度の水、米ぬか(または米のとぎ汁+生米)、赤唐辛子を入れる。※最大調理量線を超えないよう厳守。
- 蓋をして強火にかけ、圧力がかかったら弱火にして高圧で10分〜12分(普通圧なら15分)加圧する。
- 火を止め、ピンが下がるまで自然放置して完全に減圧させる。
- 蓋を開け、竹串が根元の最も硬い部分にスッと通るか確認する。
ここで多くの人が見落としがちな最大の注意点が、たけのこのアク抜き冷まし方です。加圧が終わって竹串が通ったからといって、すぐに熱い煮汁から引き上げて冷水にさらしてはいけません。
加熱直後のたけのこは細胞組織が開いており、煮汁の中に溶け出しかけたアクがまだ身の周辺に漂っています。鍋の煮汁に浸けたまま、常温で完全に冷めるまで半日ほど置くことで、温度低下とともに浸透圧が安定し、アクがしっかりと煮汁側へ固定化され、身に旨味が戻ります。急激に冷水へ移すと、急激な温度変化で組織が収縮し、エグみが内部に閉じ込められてしまうため注意してください。