クッションフロアのカビ放置リスクと正しい落とし方|退去費用と下地対策の主要なニュースをコンパクトにまとめました。最新トレンドを一目で把握できます。
不動産管理会社や賃貸オーナーの間で近年議論が絶えないのが、「クッションフロアのカビを巡る原状回復費用の負担区分」です。国交省のガイドライン上、日照による自然変色や経年劣化(耐用年数6年で残存価値1円)は貸主負担ですが、「水漏れや結露を認識しながら拭き取らず、カビを増殖・放置させた場合」は借主の過失(善管注意義務違反)と認定されます。
不動産トラブルの相談事例(国民生活センターや賃貸管理業界の調査)でも、バスマットの敷きっぱなしによる黒カビが原因で、退去時に10万円を超える請求書を受け取りトラブルになるケースが頻発しています。以下の表は、カビの侵食レベルに応じた補修工事の相場と過失判定の基準です。
カビの侵食レベル詳細・被害実態一般的な修繕費用相場賃貸での過失負担判定レベル1:表面付着拭き取りで除去可能な表層の軽度カビ・黒ずみ0円〜5,000円(通常清掃範囲内)通常ハウスクリーニング代に含まれるレベル2:シート色素沈着漂白でも落ちない塩ビ層内部への色素定着1平米あたり2,500円〜4,500円(1室約2万〜4万円)放置期間・過失度合いに応じ借主一部〜全額負担レベル3:下地合板の腐食裏面不織布から下地の木材合板へカビが侵食・腐朽総額50,000円〜150,000円以上(大工・下地張替込)善管注意義務違反として借主全額負担の可能性極めて高