ネット上やフリマアプリでは「キャラクターの人気順はどうなっているのか」という議論が絶えません。公式に序列が発表されることはありませんが、検索ボリューム、コラボグッズの即完速度、中古市場における流通価格データ(2024〜2026年の定点観測データ)を分析すると、明確な消費動向が浮かび上がってきます。
国内およびグローバル市場において、グッズの初動完売スピードや取引流通量で常にトップを争うのは、TATA(V)とCOOKY(ジョングク)の2大キャラクターです。次いでCHIMMY(ジミン)、RJ(ジン)が極めて僅差で追随し、SHOOKY(SUGA)、MANG(J-HOPE)、KOYA(RM)が独自の熱狂的ファン層に支えられています。
しかし、実際のファンコミュニティ(Xや知恵袋、ポップアップストア現場)の購買行動を定性調査すると、単純な人気順では語れない「BTSカルチャー特有の現象」が確認できます。
「推し単体」にとどまらないペア買い・コンビ買い文化:
ファンの間では、メンバー同士の関係性をキャラクターでも再現する購入行動が極めて一般的です。例えば、同い年の親友コンビ「クオズ(95z)」を愛でるファンがTATAとCHIMMYをセットで揃えたり、「グクテテ」推しがTATAとCOOKYを並べたりするケースが目立ちます。さらに最年長のRJと最小サイズのSHOOKYによる「SINコンビ」の組み合わせなど、ユニット単位での需要が非常に強固です。
「箱推し(グループ全体推し)」によるコンプリート需要:
一般的なアイドルグッズでは特定メンバーのみが極端に余る現象が起きがちですが、BT21およびTinyTANに関しては「7人(+VAN)が揃ってこそ完成する」というグループへの忠誠心が高く、全種コンプリートBOXの売れ行きが極めて好調である点も、このIPの大きな強みと言えます。