ドラクエ7仲間一覧と最強編成|キーファ離脱の真相と最終メンバー比較

ドラクエ7仲間一覧と最強編成|キーファ離脱の真相と最終メンバー比較

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歴代ゲーム史を振り返っても、これほど多くのプレイヤーを騒然とさせたイベントは他にありません。グランエスターク王国の王子であり、主人公の無二の親友として冒険を牽引してきたキーファが、過去のユバール族の踊り子・ライラに恋をし、一族を守る守護戦士として過去の時代に残ることを決断する――これが悪名高い「キーファ永久離脱」の顛末です。

当時、攻略情報なしでプレイしていた多くの少年少女が、パーティ内で最も攻撃力と耐久の高かったキーファに「ちからのたね」や「命のきのみ」を集中投与していました。その直後に訪れる二度と戻らない別れ。ネット掲示板や当時のゲーム誌読者投稿欄には「キーファ、頼むから種を返してくれ」という悲鳴が溢れ返り、いつしか彼は「種泥棒」の烙印を押されることになりました。

なぜ堀井雄二氏をはじめとするシナリオ制作陣は、メインキャラクターの永久離脱という掟破りの選択を下したのでしょうか。当時の特番インタビューや雑誌対談での関係者の証言を丹念に追うと、堀井氏が目指した「思い通りにならない人生の苦み」という意図が浮かび上がります。

キーファは国王である父・バーンズとの確執や、敷かれたレールに対する息苦しさを抱えていました。彼にとって過去のユバール族との出会いは、王家の身分を捨てて「自分の意志で生きる場所」を見出すアイデンティティ確立の瞬間だったわけです。しかし、ゲームシステムとしては「転職システム(ダーマ神殿)の解放直後」という最悪のタイミングであり、プレイヤー側の感情的梯子外しとなってしまった点が、20年以上にわたる怨嗟とミーム化を生む背景となりました。

鈴木 陽菜
著者

鈴木 陽菜

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