現在地から北北西へと駒を進める台風7号をめぐり、各国の気象機関による解析データには緊迫感が高まっています。気象庁が発表する進路予想では、太平洋高気圧の西側のヘリを回るようにして北上する経路が示されており、進路次第では本州南岸をかすめて関東や東海地方を直撃する危険性が否定できません。日本の気象庁の最新動向詳細まとめによると、予報円の半径は依然として幅を持っており、接近速度の変化によって上陸のタイミングが前後する流動的な状況です。
一方で、米軍JTWC(Joint Typhoon Warning Center)の台風7号進路情報に目を向けると、気象庁の予測モデルとほぼ軌道を揃えつつも、転向点(北西から北東へと向きを変えるポイント)の位置をやや南東寄りに見積もる計算結果も見られます。さらに、世界最高峰の予測精度を誇るヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)の数値モデルでは、トラフ(上空の気圧の谷)の深まり方次第で速度を上げながら東日本へ急接近するシナリオと、本州手前で東の海上へ逸れるアンサンブルシナリオが拮抗しています。
日本列島への上陸はいつになるのかという問いに対しては、現段階の気圧配置の推移を見る限り、列島への最接近と影響ピーク時期は今週半ばから後半にかけて訪れる見通しです。特に関東直撃の可能性については、小笠原諸島近海を通過した後の進路カーブの角度に依存しており、太平洋高気圧の張り出しがわずかでも強まれば、紀伊半島や東海、伊豆諸島を経由して首都圏へダイレクトに激しい雨風を持ち込む恐れがあります。