呪術界にわずか4人しか存在しない「特級呪術師」の座に君臨する乙骨の戦闘能力は、作中トップクラスの規格外を誇ります。その強さの源泉は、日本三大怨霊の1人である菅原道真の末裔という超名門の血筋に由来する、底知れない呪力量にあります。
五条悟をして「呪力量だけなら僕より多い」と言わしめるほどの膨大なエネルギーを保有しており、常に反転術式で全身を強化し、並大抵の打撃では傷すら負わない耐久性と、致命傷を即座に治癒する回復力を両立しています。
乙骨の生得術式「模倣(コピー)」は、文字通り他者の術式を己の能力として再現するチート級の異能です。本編中で確認されただけでも、狗巻棘の「呪言」、烏鷺享子の「宇守羅(空間を面として捉える術式)」、シャルル・ベルナールの「未来視(Gペンでの予知)」、ドルゥーヴ・ラクダワラの「自立飛行型式神」、来栖華(天使)の「邪去侮の梯子」、そして羂索の「肉体を転移する術式」と、多彩を極めます。
そして、仙台結界(コロニー)を経て人外魔境新宿決戦でついに披露された領域展開が「真贋相愛」です。十字架のような結界の内部には無数の日本刀が墓標のように林立し、その1本1本にこれまで乙骨が模倣してきた術式がランダムに封入されています。手にした刀にどの術式が宿っているかは乙骨自身も抜いてみるまで分かりませんが、一度握れば即座にその術式を最大出力で行使可能。さらに、選んだ任意の術式(作中では「邪去侮の梯子」など)を必中効果として結界全体に付与できるため、宿儺のような規格外の存在をも圧倒的な手数と初見殺しの波状攻撃で追い詰めることに成功しました。