ミスドのエンゼルフレンチはなぜ愛される?凍らせる激ウマ裏技の真相を徹底解剖

ミスドのエンゼルフレンチはなぜ愛される?凍らせる激ウマ裏技の真相を徹底解剖

ミスドのエンゼルフレンチはなぜ愛される?凍らせる激ウマ裏技の真相を徹底解剖についての真相をご紹介します。

消費者の生活実感を映し出す鏡ともいえるのが、エンゼルフレンチの値段推移です。1983年の登場以降、バブル経済、デフレの長期化、そして近年の世界的なコストプッシュインフレと、幾多の経済変動の波を乗り越えてきました。

2000年代から2010年代前半にかけて展開された「100円セール」の時代、エンゼルフレンチは定価140円前後から100円均一セールの目玉として大量消費されました。しかし、2020年代に入ると状況は一変します。小麦粉、パーム油などの揚げ油、生乳、そしてカカオ豆の世界的な価格暴騰に加え、包装資材や物流コストの急上昇が直撃しました。

運営元であるダスキンの公式IR資料や価格改定プレスリリースを辿ると、2020年時点の本体価格140円(税抜)から、2022年に150円、そして度重なる原料高騰を受けた改定を経て、現在のテイクアウト実勢価格は税込162円〜172円前後(ショップ形態や立地により異なる)へと推移しています。しかし、専門店のケーキが1個600円〜800円を超える時代において、パティスリー並みの手間隙がかかったハイブリッドスイーツが100円台後半で手に入る事実は、企業の緻密な原価管理とスケールメリットによる恩恵といえます。

池田 達也
著者

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。