『笑点』の歴史において、座布団運びは単なるアシスタントにとどまらず、司会者や回答者と丁々発止のやり取りを繰り広げる重要なコメディリリーフとして機能してきました。歴代の変遷を振り返ると、個性豊かなタレントたちがその役目を担ってきたことが分かります。
番組初期に強烈なインパクトを残したのが、2代目を務めた毒蝮三太夫さん(当時は石井伊吉名義)です。回答者を毒舌でいじり倒すスタイルで一躍人気を博し、番組のバラエティ色を一気に強めました。その後、5代目の松崎真さんは「手を挙げて横断歩道を渡りましょう」のフレーズと巨漢を活かした豪快な身のこなしでお茶の間に愛されました。
【笑点の座布団運び 歴代一覧】
- 初代:三升家勝松(1966年〜1967年)
- 2代目:毒蝮三太夫(1967年〜1969年)
- 3代目:三笑亭夢之助(1969年〜1970年)
- 4代目:小野千春 / 桂米助(ヨネスケ)ほか複数名交代制(1970年〜1971年)
- 5代目:松崎真(1971年〜1984年)
- 6代目:山田隆夫(1984年〜現在)
こうして受け継がれたバトンを1984年に引き継いだのが山田隆夫さんであり、歴代担当者の中でも突出した在任期間を誇っています。