ハンプティダンプティは実は卵じゃない?衝撃の正体と大砲説の真相

ハンプティダンプティは実は卵じゃない?衝撃の正体と大砲説の真相

ハンプティダンプティは実は卵じゃない?衝撃の正体と大砲説の真相とは一体何なのか? 専門的な分析を整理してお届けします。

一方で、単なる子供のなぞなぞにとどまらず、英国史の凄惨な動乱を風刺した政治ソングだったという見解が根強く支持されています。なかでも名高いのがハンプティダンプティ 大砲説と王室の権力闘争説です。

項目詳細・数値データ一般的な基準・相場編集部の見解・評価① 内戦の巨大大砲説1648年コルチェスター包囲戦(約11週間の籠城戦)に配備された王党派のカノン砲「Humpty Dumpty」歴史ミリタリーファンの間で最も著名な説(信憑性スコア:中)教会の塔が崩れ大砲が落下した事実と詩の符合が見事だが、詩の成立年代とのズレを指摘する歴史学者も存在② 暴君リチャード3世説1485年ボズワースの戦い。馬を失い戦死した背教の王(在位1483-1485年の約2年間)シェイクスピア史劇等で知られる失脚劇(信憑性スコア:中)王の愛馬ホワイト・サリー号の逸話や「王の兵士総出でも救えなかった」という描写が政治風刺に合致する③ 古代なぞなぞ説1797年『マザーグースのメロディ』初出。欧州各国(フランス・ドイツ・北欧)に類話多数オックスフォード英語辞典等の文献的定説(信憑性スコア:極めて高)学術的には民俗伝承としてのなぞなぞが母体であり、後から大砲や王の悲劇が重ね合わされた可能性が高い④ スラング(体型・酒)説17世紀末の俗語辞典。ブランデーとエールを混ぜた強い蒸留酒、または「ずんぐり肥満体」の蔑称言語学的記録として確実(信憑性スコア:高)「酔っぱらって塀から転落した小太りの男」を嘲笑する日常風景が童謡のモチーフになった現実的な側面も

最もドラマチックなのは、清教徒革命時の「コルチェスター包囲戦」における大砲説です。議会派の軍隊に包囲された王党派は、セント・メアリー・アット・ザ・ウォールズ教会の屋上に「ハンプティ・ダンプティ」と命名した巨大カノン砲を設置し、応戦しました。しかし敵の集中砲火で教会の壁が崩落。地上へ真っ逆さまに落ちた大砲はバラバラに壊れ、王の兵士総出でも二度と元には組み直せなかったと伝えられています。

渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。