寺島しのぶさんの家族構成を語る上で欠かせないのが、ローラン氏がかつてフランスでパートナーとの間に設けた長女・クレオ(Cléo)さんの存在です。
ローラン氏は寺島さんと結婚する前にフランス人女性と事実婚関係にあり、一女をもうけていました。再婚にあたり、寺島さんはクレオさんの存在を隠すことなく受け入れ、オープンで愛情深いステップファミリーの関係を築き上げました。クレオさんは夏休みやホリデーシーズンに来日して一家と過ごすほか、寺島さん自身もフランスのクレオさんのもとを訪れるなど、実の家族以上の深い絆で結ばれています。
そして2012年9月11日、二人の間に待望の長男・眞秀(まほろ)さんが誕生しました。
眞秀さんは幼少期から母の舞台や祖父の歌舞伎に触れて育ち、自ら歌舞伎の世界へ進むことを希望。日仏のダブルとして歌舞伎界の舞台に立つという歴史的快挙に向け、厳しい稽古を重ねてきました。
2023年5月の歌舞伎座「團菊祭五月大歌舞伎」において、眞秀さんは初代 尾上眞秀(おのえ まほろ)を名乗り、堂々たる初舞台・歌舞伎デビューを果たしました。2026年現在、中学生となった眞秀さんは、歌舞伎の舞台のみならず映画やCM、フランス語を駆使した国際的な活動など、多方面で次世代を担う存在として成長を続けています。
フランス人であるローラン氏は、日本の伝統芸能界の慣習を尊重しながらも、過度な重圧から息子を守る「防波堤」としての役割を果たしており、父親として独自の視点から眞秀さんの成長を支えています。