激甚災害から家族の命を守り抜くためには、平時のうちに自分専用の避難行動計画である「マイ・タイムライン」を作成し、身体で覚えておくことが決定打となる。台風や前線の接近をニュースが報じ始めた段階から、避難を完了させるまでのタイムリミットをあらかじめ時系列で書き出しておくのだ。
ハザードマップで自宅の立地リスクを確認し、洪水時に何メートルの浸水が予想されているかを把握する。もし2階以上の高さまで水が達する地域であれば、車や徒歩による「水平避難」を警戒レベル3の段階で完了させなければならない。一方、浸水リスクが低く土砂災害の危険もない強固なマンションであれば、上層階へ身を寄せる「垂直避難」が最も安全な選択肢になり得る。いざ豪雨の轟音が鳴り響く暗闇の中で迷う余地を、1ミリも残してはならない。