ネット上の風評とは裏腹に、企業戦略と数値データが語る実態は極めて冷静です。キャラクター・データバンクなどの業界調査や流通現場の動向を総合すると、リラックマは決して失速しているわけではなく、極めて利益率の高い「優良ロングセラー資産」として着実に地盤を固めています。
一部の地方都市でファンを落胆させた「リラックマストアの閉店」に関しても、内情は過疎店舗の撤退にとどまりません。インバウンド需要が期待できる都心部への大型旗艦店出店や、コリラックマ専門店などのコンセプトショップへの再編が進められており、店舗あたりの坪効率とブランド体験価値を高めるスクラップ&ビルド戦略の一環です。
サンエックス全体のキャラクター売上推移を見ても、リラックマは売上の根幹を支える柱として揺らぎがありません。安売りによる露出過多を避け、ライセンスアウトの質を厳格に管理する姿勢は、ブランド価値を長期的に守るための模範的な施策と言えます。