日本代表のキャプテンとして世界と渡り合ってきた吉川智貴のような、圧倒的な戦術眼とインテリジェンスを持つプレーヤーの背中を追う若手が台頭してきた。
今季のリーグ戦でひときわ異彩を放つのが、20代前半の若きアラたちだ。狭いスペースで前を向くボールコントロールの巧みさだけでなく、プレッシングのスイッチを入れる守備の規律を兼ね備えたモダンなタレントが目立つ。中には高校サッカーの名門校出身で、大学を経てフットサルへ本格転向したハイブリッド型のアスリートも含まれる。
「吉川選手のように、派手なフェイントではなくポジショニングだけで相手を無力化できる選手になりたい」と語る若きスコアラーの言葉通り、ピッチ上には個の打開力と組織戦術を高い次元で両立させる次世代の旗手が育ちつつある。