ポイントカードで財布やアプリが煩雑になることを嫌う消費者から絶大な信頼を集めているのが、ケーズデンキとエディオンの2社です。都市型量販店のポイント経済圏とは一線を画す戦略を展開しています。
なぜケーズデンキは他社のようなポイント制度を設けず、その場での値引きにこだわるのでしょうか。ケーズデンキ現金値引き理由の根底にあるのは、創業期からの「お客様第一主義」と合理的な店舗運営コストの抑制です。無料の「あんしんパスポート」を提示するだけで、対象商品がレジにて一律5%値引きされる仕組みは、有効期限やポイント失効の不安を完全に排除します。さらにポイント引当金の会計処理コストやシステム維持費を削減できるため、その原資をダイレクトに購入価格の引き下げへ還元できるという経営構造が存在します。長期無料保証も「保証限度額なし・修理回数無制限・免責期間なし」という極めてユーザーフレンドリーな設計です。
一方、西日本から東日本へと着実に勢力を広げてきたエディオン長期保証の評判も極めて高く評価されています。年会費1,078円(税込)のエディオンカード会員になることで、5,500円(税込)以上の指定家電製品に5年間、10万円(税込)以上の指定エアコン・冷蔵庫には10年間の長期修理保証が付帯します。多くの量販店が保証対象を「自然故障のみ」「年数経過とともに上限額が逓減する」と規定する中、エディオンは購入金額の100%まで修理代金をカバーする手厚さを維持。近隣のサービスステーションから迅速に自社サービスマンが駆けつけるアフターサポートの手厚さは、高齢者層や共働き世帯から高いリピート率を獲得しています。