離婚から4年が経過した2021年12月、2人は再婚届を提出しました。冷え切った関係の修復ではなく、互いに敬意を保ち続けた上での復縁劇でした。その背景には3つの決定的な契機が存在します。
第1の契機は、2021年秋の自民党総裁選挙です。初の女性首相を目指して出馬した高市氏に対し、当時衆議院議員であった山本氏は自身の派閥の枠組みを超えて奔走。推薦人の確保や政策提言の取りまとめなど、選対本部の実質的な司令塔として命懸けのバックアップを行いました。
第2の契機は、山本氏の落選と健康不安です。同年の衆院選で山本氏が惜敗し、生活環境が一変した際、今度は高市氏が献身的に支える側に回りました。体調管理や日常のフォローを通じて、政治的立場を越えた「人間としての絆」を再認識することになります。
第3の契機は、「高市姓」の選択です。再婚に際し、山本氏側が「政治活動や公的活動で『高市早苗』の看板を維持することが国益に資する」と判断し、戸籍上の姓を高市に変更しました。この自己犠牲と敬意の表れが、2人の絆をより強固なものにしました。