Mlb全30球場を徹底比較!本塁打の出やすさと特徴の真実

Mlb全30球場を徹底比較!本塁打の出やすさと特徴の真実

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日本の球場を見慣れたファンが驚く要素の一つが、MLB特有の「極端な左右非対称構造」です。都市の街路区画に合わせて敷地ギリギリに建てられた歴史的経緯から、驚くべきローカルルールや名物構造が誕生しました。

1912年開場のフェンウェイ・パークは、左翼ポールまでわずか約94.5mしかありません。その近すぎる距離を補うために作られたのが、高さ37フィート(約11.3メートル)の巨大な緑色のフェンス「グリーンモンスター」です。高く上がった打球はホームランにならず直撃して跳ね返り、鋭い単打や二塁打に変わります。一方で右翼奥の深さは約128mに達し、右中間には「トライアングル」と呼ばれる死角が存在します。

また、サンフランシスコのオラクル・パークは、右翼席の後方が直に海(マッコビー湾)に面しており、場外ホームランが直接海に着水する「スプラッシュヒット」が名物です。しかし、海から吹き付ける湿った冷風と深い右中間フェンスにより、左打者にとってはメジャー屈指の過酷な「本塁打が出にくいスタジアム」としても知られています。

近年増えているMLB開閉式屋根球場(シアトルのT-モバイル・パーク、マイアミのローンデポ・パーク、テキサスのグローブライフ・フィールドなど)では、天候や気温に応じて屋根を開閉します。屋根が閉まることで気流が遮断され、打球の伸びや投手の変化球のキレが変化するなど、近代建築ならではの戦術的駆け引きが生まれています。

小林 直樹
著者

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。