2018年5月16日、西城秀樹が63歳で急逝したという訃報は、日本中に深い衝撃を与えました。同年5月26日に東京・青山葬儀所で営まれた告別式において、郷ひろみが読んだ弔辞は参列者やファンの涙を誘いました。
震える声で祭壇のマイクに向かった郷ひろみは、次のように語りかけました。
「秀樹、ショックで言葉が出ません。君の背中をずっと追いかけていた僕にとって、秀樹は常に先を走る大きな存在だった。デビューしてからの46年間、君がいたからこそ僕はここまで走ってくることができた。本当にありがとう」
公の場では常に笑顔を絶やさず、感情をコントロールすることで知られる郷ひろみが、涙を拭いながら声を詰まらせたこの瞬間こそ、二人の間に存在した真実の絆を証明していました。追悼コメントで明かされた「秀樹が病魔と闘いながらステージに立ち続けた姿への畏敬の念」は、戦友を失った男の偽らざる魂の叫びでした。