ドラマで見る70代男性脇役俳優は誰?顔と代表作でモヤモヤ解消

ドラマで見る70代男性脇役俳優は誰?顔と代表作でモヤモヤ解消

ドラマで見る70代男性脇役俳優は誰?顔と代表作でモヤモヤ解消について専門的な視点から解説いたします。最新の情報をチェックしてください。

「刑事ドラマで眼鏡をかけて冷たい指示を出していた人は誰?」「強面なのにどこか憎めないあの俳優は?」といった疑問を解消するため、サスペンスや時代劇で頻繁に目にする70代名バイプレイヤーを演じる役柄の系統別に分類しました。特徴的な風貌や代表作と照らし合わせてみてください。

【冷徹な官僚・警察幹部・叩き上げ刑事役】

矢島健一(1956年生まれ・70歳)
鋭い眼光と知的な眼鏡姿がトレードマーク。警察庁のキャリア官僚、冷酷な政治家の秘書、あるいは企業の顧問弁護士など、「主人公の前に立ちはだかる組織の壁」を演じさせたら右に出る者はいません。『相棒』シリーズをはじめとする刑事ドラマやサスペンスの常連で、劇団ひまわりや文学座付属演劇研究所を経て数々の映画で冷徹な切れ者を演じ続けています。「名前は知らなくても、スーツ姿の威圧感で絶対に覚えている俳優」の筆頭格です。

金田明夫(1954年生まれ・71歳)
人情味あふれる叩き上げのベテラン刑事から、学校の教頭・校長役まで幅広くこなす実力派。『警視庁・捜査一課長』シリーズの小山田管理官役や、『科捜研の女』の藤倉刑事部長役、『3年B組金八先生』の養護教諭・北先生役など、誰もが一度は目にしたことのある親しみ深い顔立ちが特徴です。演劇集団 円の出身で、怒声の中にも温かさを滲ませる演技は唯一無二の安心感を与えます。

【狂気と人情の二面性・アクの強い悪役】

でんでん(1950年生まれ・76歳)
一見すると人当たりの良い親しみやすい近所のおじさんでありながら、瞬時に底知れぬ狂気へと表情を変える怪演で日本映画界を震撼させた名優。園子温監督の映画『冷たい熱帯魚』での狂気的な熱演は国内外で絶賛されました。刑事ドラマでも飄々としたベテラン鑑識員や刑事役を務める一方、サスペンスドラマでは予想だにしない真犯人や裏の顔を持つ人物を見事に演じ分けます。

六平直政(1954年生まれ・71歳)
スキンヘッドに近い坊主頭にギョロッとした鋭い眼光、圧倒的な迫力を誇る風貌が強烈なインパクトを残します。武蔵野美術大学彫刻科出身という異色の経歴を持ち、状況劇場などを経て映像の世界へ。強面のヤクザや厳格な親方、粗暴な容疑者といった悪役はもちろん、下町の涙もろい居酒屋店主や主人公を支えるベテラン刑事など、見た目の迫力と裏腹なチャーミングな人情劇でも観客を魅了します。

【愛されるおじいちゃん・親しみ深い小市民役】

笹野高史(1948年生まれ・77歳)
「ワンシーンだけでも強烈な印象を残す」ことから、日本を代表するバイプレイヤーとして確固たる地位を築くベテラン。山田洋次監督の『男はつらいよ』シリーズや『武士の一分』での名演をはじめ、ドラマでは主人公の心優しい祖父、飄々とした長屋の住人、町工場の職人などをユーモアたっぷりに演じます。劇団自由劇場出身の確かな身体性と、柔らかな笑顔が特徴です。

ベンガル(1953年生まれ・72歳)
柄本明らとともに劇団東京乾電池を結成し、アングラ演劇ブームを牽引した実力派。『あぶない刑事』シリーズの「落としのナカさん」こと田中文男刑事役で広く知られています。軽妙洒脱なセリフ回しと少し頼りない小市民の雰囲気をまとわせるのが絶妙で、刑事ドラマの現場捜査官から、事件に巻き込まれる商店街の店主役まで幅広く演じ分けます。

【重厚なフィクサー・黒幕・温和な父親役】

國村隼(1955年生まれ・70歳)
低く響く重厚なバリトンボイスと、眉間に刻まれた深い皺が醸し出す圧倒的な風格。国内外の映画監督から熱烈なオファーを受け続ける国際派バイプレイヤーです。財界を裏から牛耳るフィクサー、寡黙で厳格な父親、あるいは冷徹なヤクザの幹部など、画面に現れるだけで空気を一変させる圧倒的な重圧感を誇ります。

小日向文世(1954年生まれ・72歳)
温和な笑顔と柔らかな語り口が印象的ですが、時にゾッとするほど冷酷な悪役やエリート官僚へと豹変する幅の広さが持ち味です。オンシアター自由劇場で長年活躍後、フジテレビ系ドラマ『HERO』の末次事務官役で大ブレイク。善人から狂気まで自在に行き来する変幻自在の演技力で、現代の日本映像界に欠かせない最重要キーマンの一人です。

小林 直樹
著者

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。