公の場や雑誌のロングインタビューで語ってきた発言を追うと、新木優子のパートナーに対する価値観は、年齢とキャリアの成熟に伴って明確に深みを増しています。
20代前半から中盤にかけて専属モデルを務めていたファッション誌『non-no』などの取材では、「自分をしっかりと引っ張ってくれる人」「少年のような無邪気さを持ちつつ決断力がある男性」を好みのタイプに挙げていました。当時のインタビューでは「いつかは27歳くらいで結婚したい」「子供が好きなので温かい家庭を築きたい」と具体的な年齢を口にする場面も見られ、オーソドックスな結婚願望を素直に明かしていました。
しかし、30代を迎えてからのトーク番組や特集記事では、そのニュアンスに変化が見られます。テレビ特番の対談で結婚について問われた際、彼女は柔らかな笑顔を見せつつも次のように語っています。
「以前は年齢で目標を決めていた時期もありましたけれど、今はお互いに自立していて、尊重し合える関係が一番素敵だなと感じます。嘘をつかず、誠実に気持ちを言葉にして伝えてくれる人が理想ですね」
単なる「引っ張ってくれる男性」という受動的な願望から、「精神的に対等で、お互いの仕事を尊重し合えるパートナーシップ」へとシフトしていることが分かります。料理好きで知られ、自炊の手料理をSNSで披露するなど家庭的な一面を持つ彼女ですが、家庭に入ることを目的化するのではなく、自身のキャリアと私生活のバランスを高度に保ちたいという強い意志が言葉の端々に滲んでいます。