家庭での子どもたちの変化について、保護者からの驚きの声は絶えない。「以前は『今日宿題やったの?』と促すのが日課でしたが、今では自分から『今日こんな疑問が見つかったから明日調べてみる』と話してくれるようになりました」と、小3児童の保護者は笑顔を見せる。
変化の背景にあるのは、「答えを教える」のではなく「問いを深める」指導法の徹底だ。失敗してもそれをデータとして捉え、次の仮説へと繋げる文化が校内全体に根付いている。
参観日に訪れる保護者たちが目にするのは、教員の説明を静かに聞く姿ではなく、互いの意見を交わしながら熱心にプロジェクトの改善案を議論する子どもたちの熱気だ。