言語データのビッグデータ分析を専門とする英語語彙論の視点からも、この2つの動詞の相違は顕著だ。膨大な英語テキストを集積したOxford English Corpusの分析結果によると、「solve」が最も頻繁に共起する名詞は "problem" "mystery" "puzzle" であり、事象の解明に重きが置かれていることが分かる。
対してCambridge Dictionaryのコーパスデータを見ると、「resolve」は "crisis" "issue" "disagreement" といった対人関係や情勢の安定化を図る語彙と強く結びついている。出版元であるオックスフォード大学出版局の分析チームも、動詞のコロケーション(語の相性)を意識した学習が、自然な発信力を養うための鍵であると提唱している。