2000年代初頭のカルチャーを語る上で、当時のポップシーンを席巻したセレブリティの存在は外せない。なかでもブリトニー・スピアーズのアイコニックなステージ衣装や、世界的なお嬢様セレブとしてゴシップ誌を賑わせたパリス・ヒルトンのプライベートスタイルは、当時のティーンにとっての絶対的なバイブルだった。
ピンクのベロア生地で仕立てられたJuicy Coutureのトラックスーツは、まさにその象徴と言えるだろう。パパラッチのカメラに捉えられた彼女たちの奔放でパワフルな佇まいは、映画『ミーン・ガールズ』に代表される学園カルチャーとも結びつき、世界中の少女たちが憧れる鮮烈な美学を形作った。