二人の関係を語る上で欠かせないのが、中学校の部活動にまつわる有名なエピソードだ。さかなクンは「水槽がある部活」だと盛大に勘違いし、吹奏楽部に入部したという伝説を持つ。そして、実はその吹奏楽部で共にトロンボーンやバスクラリネットを担当し、汗を流していたのが鈴木拓だった。
地上波のテレビ放送では尺の都合でカットされた未公開の秘話も存在する。放課後の練習中、楽器のチューニングを放置して魚の講義を始めるさかなクンに対し、鈴木拓が「今は吹く時間だぞ」とツッコミを入れつつも、最後まで彼のマニアックな魚トークに付き合っていたという。鈴木の独特な「放置しながらも寄り添う」姿勢が、若き日のさかなクンにとって大きな救いとなっていたようだ。