これまで単なるデッドスペースとみなされがちだった中央空間の価値を再評価する動きも広がっている。特に注目されているのが、道路の中央帯を活用したフレキシブル太陽光パネルの設置だ。発電された電力は道路照明や非常用電源として自家消費され、地域のマイクログリッドを支える。
災害対応の観点からは「可動式・着脱式バリア」の配備が急ピッチで進む。大地震や集中豪雨で通行止めが発生した際、中央の障壁を数分で開放し、対向車線を使った折り返し運転や緊急車両の迂回ルートを即座に作り出す。静的な壁から、都市のレジリエンスを高める動的インフラへの転換が進む。