昭和の時代に流通していた岩倉具視の500円札だが、法的効力という観点では現在も有効な日本銀行券である。つまり、理論上はスーパーやコンビニのレジで500円分の支払いとして使用すること自体は禁止されていない。
しかし現実的には、セルフレジや最新の自動販売機、券売機などでは機械側が認識できずに弾かれてしまう。さらに、若い店員が旧紙幣の存在を知らず、偽札と誤認されて混乱を生むリスクも高い。どうしても現金化したい場合は、市中の店舗で無理に使うのではなく、日本銀行の本支店で現行の通貨と引き換えるか、価値を見極めて古銭市場で換金するのが賢明だ。