こうしたサービスの拡大に伴い、公的な相談窓口へ寄せられる悲鳴も著しく増えている。消費者庁や国民生活センターには、ロマンス詐欺・恋愛トラブルに関する深刻な相談が続々と届いている状況だ。相手の恋愛感情につけ込み、架空の暗号資産投資や事業トラブルを口実に多額の資金を騙し取る手口が深刻化している。
被害者が被害を申し出にくい構造も被害を拡大させている。「既婚者マッチングサービスを利用していた」という罪悪感と家庭への露呈を恐れるあまり、警察や相談窓口への通報をためらう心理を、犯罪グループは巧みに計算に入れて誘導している。