織田裕二のネタに依存することなく、山本高広はその後も膨大なレパートリーを開発し続けました。現在彼が披露するネタのバリエーションは100種類を優に超えており、その幅広さと解像度の高さは業界屈指です。
近年特に話題を呼んでいるのが、新世代アイドル・俳優の頂点に立つSnow Man・目黒蓮のものまねです。TBS系ドラマ『トリリオンゲーム』やフジテレビ系ドラマ『silent』で見せた目黒蓮独特の低音ボイス、繊細な間の取り方、視線の落とし方を完璧に再現し、若い世代のSNSユーザーからも「似すぎていて鳥肌が立つ」「声の周波数が完全に一致している」と絶賛を浴びました。
彼のレパートリーの凄みは、世代やジャンルを問わないその守備範囲の広さにあります:
- 俳優・タレント系:織田裕二、仲村トオル、渡部篤郎、江口洋介、竹中直人、哀川翔、柳葉敏郎、高橋克典、草彅剛、目黒蓮(Snow Man)
- 映画・海外ドラマ吹替系:ニコラス・ケイジ(大塚明夫・大塚芳忠吹替)、ジャッキー・チェン(石丸博也吹替)
- アニメ・声優系:『ちびまる子ちゃん』のナレーション(キートン山田)、花輪くん、マスオさん(増岡弘版)
- スポーツ・キャスター系:ケイン・コスギ、武井壮、クリス・ペプラー
単なる声真似(音声コピー)にとどまらず、その人物が持つ特有の「空気感」「仕草の癖」「息の吐き方」まで立体的にトレースする技術こそが、山本高広という芸人の本質です。