「卸売市場」と聞くと、買い付け業者や仲買業者専用の閉鎖的な施設をイメージされがちです。実際に競りが行われる卸売棟や加工エリアは関係者以外立ち入り禁止ですが、市場の正面にそびえ立つ地上13階建てのランドマーク「市場会館」の1階および展望エリアは一般開放されています。
施設内には地元で長年愛される大衆食堂から、玄海・博多湾の地魚を握る本格寿司店、サクサクの揚げ物を振る舞う定食処まで、個性豊かな福岡市中央卸売市場鮮魚市場の食堂が集結しています。観光客向けの割高な海鮮施設とは一線を画し、市場で働くプロの胃袋を支えてきた歴史があるため、価格設定は極めて良心的です。入口に警備ゲートや入場券などは一切なく、誰でもふらりと暖簾をくぐることができます。