コッカプーを家族に迎えた飼い主が最初に直面しやすいギャップが、成犬時のサイズ感です。子犬期の体重が1〜2kg程度であっても、生後8か月から1年を迎える頃にはがっしりとした骨格へと急成長を遂げます。
アメリカン・コッカー・スパニエル(中型犬:体重約9〜13kg)とトイ・プードル(小型犬:体重約3〜4kg)の交配であるため、どちらの親の遺伝的影響を強く受けるかによって体格は大きく左右されます。一般的な成犬の体高は30cm〜38cm前後、成犬の体重は5kg〜9kg前後がボリュームゾーンですが、コッカーの骨量と筋肉質を色濃く受け継いだ個体では10kg〜12kg超の中型犬サイズに達するケースも珍しくありません。
また、成長に伴う毛色の変化もコッカプーの大きな特徴です。プードル由来の退色(シニア化とは異なる遺伝的な毛色の薄まり)により、子犬期に濃かったレッドやアプリコット、ブラックが、成犬になるにつれて淡いベージュやシルバー混じりの落ち着いたトーンへと移り変わっていきます。骨格の完成と被毛のウェーブの定着によって、成犬ならではの凛々しさと愛嬌が同居した独特の見た目が完成します。