Q1:夜中に「ギャー」と叫ぶような声が聞こえたら、たぬきの発情期ですか?
A1:発情期の可能性が高いです。たぬきの交尾・発情期は主に1月〜3月の厳冬期から初春にかけて訪れます。この時期はオス同士がメスを巡って激しく争うため、「ギャー」「シャキー」といった鋭い威嚇音や奇声が深夜に何度も響き渡ります。ただし、縄張り争いや外敵(野良猫やカラス)への威嚇でも同様の声を出すため、鳴き声の頻度と季節で見極める必要があります。
Q2:たぬきの鳴き声の音声や動画を確認して聞き分けるコツは?
A2:YouTubeなどの野生動物保護動画や自治体の害獣アーカイブを視聴する際は、「声の低音成分と濁り」に注目してください。犬の「キャンキャン」や猫の「シャー」に近い濁り気味の金切り声であればたぬき、金属音のように純粋に高い「キィーキィー」という連続音であればハクビシンの可能性が極めて高くなります。
Q3:屋根裏から子どもの鳴き声がする場合、燻煙剤を使って追い出してもいいですか?
A3:子どもの鳴き声が聞こえる時期に強い燻煙剤を使うのは避けてください。自力で歩行できない幼獣が屋根裏に取り残され、親たぬきだけが逃走してしまうと、屋根裏の狭小部で子が死亡し、数日後に猛烈な腐敗臭と害虫が発生します。幼獣がいる場合は、専門業者に依頼して親子ともに安全に保護・排除してもらうのが鉄則です。
Q4:たぬきを自力で捕獲カゴを使って捕まえ、山に逃がしてもいいですか?
A4:法律違反となります。鳥獣保護管理法により、狩猟免許を持たない個人が行政の許可なく捕獲器を設置・捕獲することは固く禁止されています。「殺さずに逃がすだけ」であっても違法行為に該当し、罰則の対象となるため、必ず忌避剤による追い出しを行うか、自治体の鳥獣担当課および許可を受けた専門業者へ相談してください。