利用者が最も気にする「元は取れるのか?」という疑問。その答えを握るのが原価の構造だ。一般的に、炭酸ガスと希釈シロップを水で割るコーラやメロンソーダの原価は、1杯あたり数円から十円程度に過ぎない。氷をぎっしり詰めれば、液体自体のコストはさらに下がる。
一方で、濃縮還元果汁100%ジュースや、高品質な生乳を使用するカフェラテ、あるいは一杯ずつ豆を挽く本格ドリップコーヒーは、1杯あたり20〜40円前後の原価がかかっている。つまり、炭酸飲料ばかりを何杯おかわりしても店舗側の利益はびくともしないが、果汁ジュースや specialty coffee を選び続けると、原価率は跳ね上がる計算になる。