万能に見えるホットアイマスクですが、目の状態や使い方を誤ると、かえって症状を悪化させる危険性があります。以下のケースでは絶対に使用を控えるか、細心の注意を払う必要があります。
1. 急性のアレルギー・充血・炎症があるとき
花粉症による目のかゆみや、細菌性・ウイルス性の結膜炎で目が充血している場合、温めると血管がさらに拡張し、炎症物質が活性化して痒みや腫れが悪化します。充血やかゆみが強いときは、「温める」のではなく冷たいタオルなどで「冷やす(アイシング)」のが鉄則です。
2. コンタクトレンズを装着したままの使用
コンタクトレンズ(特にソフトレンズ)をつけたままホットアイマスクを使用すると、熱と蒸気によってレンズが変形したり、角膜に張り付いて角膜上皮障害を引き起こすリスクがあります。必ずレンズを外してから使用してください。
3. 長時間の圧迫・高温での寝落ち
重すぎるアイマスクを目元に押し付けた状態で眠ってしまうと、眼圧が一時的に上昇する恐れがあります。また、設定温度が高すぎる機器で寝落ちすると、低温火傷や目元の皮膚のたるみ・乾燥を招くため、自動電源オフタイマーが付いた製品を選ぶことが極めて重要です。