都道府県対抗大会は、単なる中学校の部活動の延長ではありません。秋から冬にかけて各都道府県で行われる選抜選考会を勝ち抜いた選手たちだけで結成されるため、短期間でのペアリング構築やチームワークの醸成が求められます。
現場の指導者や帯同する保護者からは次のような声が寄せられています。
「普段ライバルとして戦っている他校の選手とダブルスを組むため、阿吽の呼吸を作るまでに想像以上の時間がかかる」「県代表の看板を背負うプレッシャーから、普段通りのプレーができずに涙を呑む中学生も少なくない」という実情です。SNSや専門掲示板でも、速報結果とともに「あのプレッシャーの中で腕を振り切れる精神力が素晴らしい」といった選手を称える投稿が多数見受けられます。
技術力だけではなく、即席ペアとしてのコミュニケーション力と戦術理解度が勝負を大きく左右する点が、この大会ならではの醍醐味です。