エアコンの取り付け作業は、単純な家具の組み立てとは根本的に異なり、「電気工学」「熱力学」「建築構造」の複合知識を要する設備工事です。無理な自己施工による代償を回避するために、自身の状況を客観的に見極める必要があります。
【DIY施工に挑戦しても良い人の条件】
- すでに空調用トルクレンチや真空ポンプなどの専用工具を所有または無償で借用できる環境にある
- 配管穴・専用コンセント・アース端子が設置場所にすでに完璧に揃っている
- 1階の平坦なベランダなど、足場が広く安全な場所に室外機を直置きできる
- 万が一のガス漏れや機器故障が発生した場合、自己責任として追加費用を許容できる
【専門業者へ依頼すべき人の条件】
- 壁に配管穴が空いておらず、新規の穴あけ工事が必要である(筋交い破損リスク)
- 専用回路の増設や、100V/200Vの電圧切り替えが必要である(電気工事士資格が必須)
- 室外機を屋根置き、壁面吊り下げ、二段置きにするなど高所作業や特殊架台を要する
- 新品のメーカー保証を確実に維持し、長期間安心してエアコンを使用したい