赤ちゃんがふんばるのにうんちが出ない原因と今すぐできる解消法

赤ちゃんがふんばるのにうんちが出ない原因と今すぐできる解消法

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赤ちゃんが懸命にいきんでいるにもかかわらず排便に至らない主因として、小児消化器領域で広く認知されているのが「乳児排便困難症(Infant Dyschezia)」です。これは病気ではなく、自律神経や筋肉の協調運動が発達途上にある生後6ヶ月未満の乳児に極めて頻繁に見られる生理現象です。

大人が排便する際は、「腹圧をかける(お腹に力を入れる)」と同時に「肛門括約筋と骨盤底筋を緩める」という相反する動作を無意識に行っています。しかし、発達途上にある乳児は「お腹に力を入れながら、同時に肛門を緩める」という神経伝達の連動がまだ上手くできません。そのため、肛門を閉じたまま必死にお腹を圧迫してしまい、結果として「赤ちゃん顔真っ赤ふんばる」「赤ちゃんうんち出ない唸る」といった苦しそうな状態が10〜20分ほど続いてしまうのです。

最終的に自力で肛門が緩むか、泣いて腹圧がさらに高まったタイミングで排便されます。排泄された便がペースト状や黄色〜黄緑色の柔らかい状態であれば、腸閉塞や器質的便秘の心配は基本的にありません。身体の成長とともに神経回路が整う生後数ヶ月のうちに、自然とスムーズに出せるようになります。

阿部 裕樹
著者

阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。