建物の最上層(33階〜38階)に位置するのが、日本屈指のラグジュアリーホテルとして名高い「アマン東京」だ。アマンリゾートが手がけた世界初の都市型ホテルであり、開業から年月を経た今もなお、その格調高さは色褪せるどころか深みを増している。
空間デザインを手がけたのは、世界的建築家である故ケリー・ヒル氏。33階のロビーに足を踏み入れた瞬間に広がる、高さ約30メートルに及ぶ和紙の巨大ランタンのような吹き抜け空間は圧巻だ。障子や縁側、石庭といった日本の伝統的な建築意匠をモダンに昇華させた空間は、訪れる世界中の富裕層やエグゼクティブを日常の重力から解放する。客室から望む皇居の深い緑と東京のパノラマビューは、まさにこの立地でしか味わえない唯一無二の贅沢といえる。