現在、休日の昼時に到着してそのまま席に着くことは不可能に近い。整理券発券システムが導入されているものの、ピーク時の待ち時間は平気で2時間から3時間に達する。現場のスタッフや通い詰める常連への独自取材から見えてきたのは、午前中の緻密なタイムスケジュールだ。
最重要ポイントは、現地へのアプローチにある。福岡・唐津方面からの幹線道路は午前10時を過ぎると呼子大橋方面への合流点付近で激しい渋滞に見舞われる。これを回避するには、唐津城下を午前8時台に抜け、県道23号から裏手の迂回ルートを抜けて午前9時前後に店舗横の発券機へ到達するのが鉄則だ。整理券を確保した後は、車内や近隣の波止場を散策しながらQRコードで順番を追うのが最もストレスのない立ち回りとなる。
ここで多くの旅行者が疑問を抱くのが「生簀を目の前に望む掘りごたつ式の特等席は予約できるのか」という点だ。結論から言えば、一般のランチ利用における特定の席指定予約は受け付けていない。整理券の呼び出し順にスタッフが案内する仕組みが徹底されている。だが、確実に生簀周りのカウンターや低層テーブルに案内される確率を高める裏ワザが存在する。それは「開店第1陣」の枠を狙うことだ。発券開始直後の1番から15番前後の番号を死守できれば、生簀に一番近い視界が開けた席へ滑り込める可能性が飛躍的に高まる。