洗濯機の取り外し方完全ガイド|水浸し事故を防ぐ水抜きとプロの技

洗濯機の取り外し方完全ガイド|水浸し事故を防ぐ水抜きとプロの技

洗濯機の取り外し方完全ガイド|水浸し事故を防ぐ水抜きとプロの技の重要ポイントを解説します。専門的な知識が満載です。

取り外し作業の中核となるのが「水抜き」です。この工程を正しい順序で実行すれば、配管内の水圧が解放され、水が吹き出すリスクはゼロになります。縦型洗濯機とドラム式洗濯機で微細な違いがあるため、それぞれのステップを正確に踏んでください。

ステップ1:給水ホースの水抜きと給水ホースの外し方

最初に行うべきは、蛇口から本体へとつながる給水経路の圧抜きです。

  1. 洗濯槽内を完全に空にし、水道の蛇口(給水栓)を時計回りに固く閉める。
  2. 洗濯機の電源を入れ、「スタート」ボタンを押す(標準コースなどで送水を開始させる)。
  3. 蛇口が閉まっているため水は出ませんが、給水弁が「カチッ」と開き、ホース内に残っていた水圧が洗濯槽側へ抜けます(約10〜15秒間放置)。
  4. 電源を切り、蛇口側のアダプターの安全ロック(レバーや給水スライダー)を押し下げながら、給水ホースを蛇口から引き抜きます。
  5. 本体側のプラスチックナットを反時計回りに回して取り外します。この際、ホース内に残った少量の水が滴るため、受け皿となるタオルを当てておきます。

ステップ2:縦型およびドラム式洗濯機水抜き方法の違い

続いて、本体内および排水経路に溜まった水を排出します。ドラム式は構造上、内部の糸くずフィルター(排水フィルター)に水が溜まるため、縦型とは若干アプローチが異なります。

【縦型洗濯機の場合】:
電源を入れ、「脱水」のみのコースを選択して最短時間(1〜3分程度)で運転させます。遠心力によって槽の隙間に潜む残留水がすべて排水口へ送り出されたら、電源を切って内部を拭き取ります。

【ドラム式洗濯機水抜き方法】:
ドラム式の場合も同様に「脱水運転」をかけますが、脱水終了後に本体下部にある「糸くずフィルター(排水フィルター)」の処理が必須となります。フィルターカバーを開け、床に雑巾と受け皿を構えた状態で緩めると、トラップ内に溜まった約100〜300mlの汚水が排出されます。汚れと水分を拭き取り、フィルターをしっかり戻してから次の作業へ進みます。

ステップ3:排水ホース取り外し方法とアース線取り外し注意点

給水と本体の水抜きが完了したら、いよいよ最下部の配管と配線を外します。

排水ホース取り外し方法:
防水パンの排水口(エルボと呼ばれるL字型の接続管)に固定されている金属バンドまたはプラスチッククリップを緩めます。ホースをエルボから慎重に引き抜きますが、ホース内部の蛇腹部分には必ず泥水状の汚れが残っています。即座にホースの先端をバケツに向け、残水を出し切った後、ビニール袋を被せて輪ゴムや養生テープで厳重に密閉してください。

アース線取り外し注意点:
感電防止のためのアース線(緑色または緑黄のコード)は、コンセント下部のアース端子に接続されています。マイナスドライバーで保護カバーを跳ね上げ、ネジ留めタイプであればネジを反時計回りに数回緩めてコードを引き抜きます。ワンタッチ差し込みタイプの場合は、解除ボタンを押し込みながら引き抜く構造です。無理に力任せに引っ張ると芯線が千切れ、転居先で再接続できなくなるため、端子の構造をよく確認しながら丁寧に取り外してください。

高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。