皇族数の減少と皇位継承順位の維持が国家的重要課題となる中、政府の有識者会議報告書(2021年12月提出)では、皇統維持のための主要方策として以下の2点が提示されました。
- 方策1:内親王・女王が婚姻後も皇族の身分を保持する(女性皇族配偶者・子は皇族としない案など)。
- 方策2:皇統に属する「男系男子の旧皇族」を養子縁組等により皇族に復帰させる。
この「旧宮家の男系男子」を巡る議論において、東久邇宮家の存在は常に特別な意味を持っています。旧11宮家の中でも、賀陽家、久邇家、竹田家、東久邇家などに未婚を含めた若い男系男子が存在していることが知られていますが、とりわけ東久邇家は「伏見宮家の男系」でありながら「昭和天皇の直系外孫」であるため、国民的な親近感や血統的正統性の観点から論客の間で言及される頻度が高いのが特徴です。
ただし、当事者である旧宮家子孫の方々は現在、一私人として一般社会で生活基盤を築いており、個人の意思や人権を尊重した丁寧な合意形成が不可欠であることは国会論議でも強調されています。