大宮駅の改札階に降り立った瞬間、多くの人が「東西南北の感覚がわからなくなる」という錯覚に陥ります。この現象が起きる構造的要因は極めてシンプルでありながら、都市工学的にも非常に巧妙な二層の並行通路にあります。
JR大宮駅の改札内メインフロア(2階)は、中央を貫く「中央通路」が存在するわけではなく、「北改札内通路」と「南改札内通路」の2本が東西に平行して走る構造になっています。そして、それぞれの通路に「中央改札(北)」と「中央改札(南)」が配置されているため、初見の旅行者や出張者は自分が今どちらの通路にいるのかを見失いがちです。
大宮駅の構内図をわかりやすい簡単なイメージで捉えるための最大のコツは、「2階の改札フロアは南北2本の連絡通路があり、中央にエキュート大宮が鎮座している」と整理することです。在来線ホーム(1階)から2階へ上がる階段・エスカレーターも「北通路行き」と「南通路行き」で完全に分かれており、ここを間違えて上がってしまうと、目的の改札や店舗へ向かうために中央部を迂回しなければならなくなります。
さらに、大宮駅エキュートの営業時間はショップごとに細かく分かれており、スイーツ・デリゾーンが平日・土曜は8:00〜22:00(日曜・祝日は20:30まで)、ベーカリーやカフェの一部店舗は朝7:00から営業しています。朝のラッシュ時やお土産購入時には、自分が南通路側にいるのか北通路(エキュート大宮 ノース側)にいるのかを把握することがタイムロスの防止に直結します。