インターネット上の掲示板や知恵袋などでは、時に「最初から隠れ場所が生徒に漏れているのではないか」「やらせで生徒をわざと誘導しているのではないか」といった懐疑的な声が散見されます。しかし、現場の制作オペレーションを詳細に検証すると、そうした噂が完全な誤解であることが分かります。
実際には、情報漏洩を防ぐために徹底した情報統制が敷かれています。校長先生をはじめとするごく一部の管理職教員のみが詳細なタイムスケジュールを把握し、一般の教員や生徒にはロケ当日まで具体的な隠れ場所はおろか、企画の詳細すら伏せられるケースが一般的です。
また、生徒側のリーダー役(生徒会長や各部活のキャプテン)には無線機が渡されるものの、本部から与えられるのは「残り時間」と「発見されたメンバーの人数」という基礎データのみ。隠れ場所のヒントが与えられることは原則としてありません。もし「やらせ」を行えば、数千人の生徒の誰かから即座にSNS等で暴露されるリスクを孕む現代において、制作側が本気の一発勝負にこだわっていることこそが、番組のドキュメンタリー性を支えています。