ななひらがネット音楽シーンに登場したのは2008年。動画共有サイトにおける「歌ってみた」動画の投稿が活動の原点でした。当初から際立っていたのは、極めて甲高く愛らしいアニメ声と、息継ぎの隙間すら感じさせない高速マシンガントークのような歌唱力です。
2010年代に入ると、同人音楽サークル「Confetto(コンフェット)」を主宰し、M3やコミックマーケットといった即売会でオリジナルCDのリリースを本格化。その後、KONAMIの『BEMANI』シリーズをはじめとする商業アーケードゲームへの楽曲提供が相次ぎ、電波ソングの第一人者としての評価を決定づけました。
声優としてもゲームのキャラクターボイスやナレーションを担当するなどマルチな才能を発揮。単なる「萌え系ボーカル」の枠を超え、どんな超絶技巧の高速トラックにも完璧に乗せるリズム感と滑舌の良さは、多くのプロコンポーザーからも唯一無二の楽器として高く評価されています。