万が一、納豆を食べた後に吐き気や嘔吐の症状に見舞われた場合、自己流の誤った処置は病状を悪化させる引き金になります。命を守るための納豆嘔吐対処法として、以下のステップを遵守してください。
何よりも優先すべきは、「アナフィラキシーショックの兆候がないか」の確認です。激しい吐き気や嘔吐に加えて、「息苦しさや喘鳴(ゼーゼーする呼吸)」「全身に広がる痒みや蕁麻疹」「冷や汗、めまい、意識が遠のく感覚」が1つでも認められる場合は、一刻の猶予も許されません。迷わず119番通報し、救急車を要請してください。
症状が吐き気や軽度の胃痛に留まっている場合でも、無理に指を喉の奥に入れて吐かせようとする行為は避けるべきです。無理な催吐は食道粘膜を傷つけるだけでなく、吐瀉物が気管に入り誤嚥性肺炎を引き起こすリスクがあります。
嘔吐が治まった段階で、脱水症状を防ぐために常温の経口補水液や白湯を少しずつ口に含みます。横になる際は、吐瀉物による窒息を防ぐため、身体を横向きにする「回復体位」を保つことが鉄則です。市販の胃腸薬や吐き気止めを独断で服用すると、アレルギー症状をマスキング(隠蔽)して重症化の発見が遅れる恐れがあるため、服薬前に必ず医師の指示を仰いでください。