平昌五輪の歓喜から、競輪とモーグルのハイブリッド挑戦を経て、原大智は現在、プロ競輪選手として確固たる地歩を築いています。2022年の北京五輪で決勝進出(7位入賞)を果たしたあと、モーグル競技の一線からは事実上退き、日本競輪選手会所属のプロ選手として全国の競輪場を転戦する日々を送っています。
スキー板を脱ぎ、ペダルに魂を込める決断を下した原の日常は過酷そのものです。早朝からのロードワーク、ウエイトトレーニング、バンクでの猛スピードでのもがき練習など、年間を通じて徹底した肉体改造と戦術の研鑽に時間を費やしています。モーグル時代に培った爆発的な瞬発力と強靭な体幹を競輪のペダリング技術へと完全にアジャストさせ、着実に競輪界でのステップアップを続けています。
報道各社の取材に対し、原は「スキーで培った勝負勘とメンタルは競輪でも確実に生きている。一走一走、車券を買ってくれるファンの期待を背負って走る責任の重さは、五輪の舞台とはまた違った緊張感がある」と語っており、プロ勝負師としての風格を漂わせています。