一度耳にしたら二度と忘れない強烈なインパクトを持つ「ヤバイTシャツ屋さん」という名称ですが、この名づけにはどのような経緯があったのでしょうか。公式インタビューや過去のトーク番組で明かされた証言によると、その起源はこやまたくやの大学時代にまで遡ります。
当時、大阪芸術大学の先輩女性が何気なく口走った「今度、ヤバイTシャツ屋さん屋さん行きまーす」という謎の言葉が発端でした。「ヤバイTシャツ屋さん」というフレーズ自体の語感の面白さに衝撃を受けたこやまが、「その言葉、バンド名にさせてください」と直談判し、そのまま正式なグループ名として採用されたという経緯があります。
音楽業界では、略称や検索のしやすさを意識したスタイリッシュなバンド名が好まれる傾向にありますが、彼らはあえて違和感と引っかかりを最優先させました。結果として、音楽フェスのタイムテーブルやサブスクリプションの画面で圧倒的な視認性を誇り、初見のリスナーに「どんな音を鳴らすのか」という興味を抱かせる極めて効果的なフックとして機能し続けています。