岐阜駅北西の閑静な住宅・商業混在エリアである岐阜市真砂町に位置する岐阜まさご座は、東海地方に残る極めて貴重な大衆演芸場です。かつて全国に数百箇所在った同種の劇場が時代の変遷とともに姿を消していくなか、まさご座は昭和の建築様式と興行形態を色濃く残しながら、2026年の現在も揺るぎなく幕を上げ続けています。
劇場の基本的なシステムは、朝の開場から夜の終演まで完全入れ替えなしの自由席・通し鑑賞制を採用しています。一度チケットを購入して入場すれば、当日の公演終了まで好きな時間だけステージを鑑賞することが可能です。開場時間は概ね11:30前後、開演は12:00〜12:30頃からスタートし、全3〜4回のステージを消化して21:30〜22:00頃に終演を迎えるサイクルが定着しています。
劇場へのアクセスは、JR岐阜駅または名鉄岐阜駅から岐阜バスを利用して「真砂町」バス停下車徒歩数分、あるいは駅からタクシーで約5分(徒歩の場合は約15〜20分)と、遠方からの来訪者にとってもアクセスしやすい立地となっています。館内は木造の温かみと年季の入った照明設備、中央にせり出す花道や回転舞台(盆)を備えており、一歩足を踏み入れるだけでタイムスリップしたかのような独特の空間が広がっています。