Ast・Altを下げるには?肝機能数値を改善する食事と運動の全知識

Ast・Altを下げるには?肝機能数値を改善する食事と運動の全知識

Ast・Altを下げるには?肝機能数値を改善する食事と運動の全知識とはどのようなものなのか? 専門的な分析を簡潔に解説します。

Q1:健康診断でAST 45、ALT 68でした。放置するとどうなりますか?
A1:明らかな肝細胞障害(軽度〜中等度の脂肪肝など)が疑われる状態です。今すぐ命に関わるわけではありませんが、放置すると数年〜10数年単位で肝臓の線維化が進み、肝硬変や肝臓がんに発展する危険があります。また、脂肪肝は動脈硬化や心筋梗塞、脳卒中のリスクも跳ね上げます。まずは消化器内科を受診し、腹部超音波検査で肝臓の硬さや脂肪沈着度を確認することをお勧めします。

Q2:お酒を一切飲まないのにγ-GTPやALTが高いのはなぜですか?
A2:非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD/MASLD)の典型例です。糖質の過剰摂取(特に果糖ぶどう糖液糖入りの清涼飲料水や甘い菓子、炭水化物中心の食事)や運動不足によって、肝臓に中性脂肪が蓄積しています。飲酒の有無に関わらず、食事内容の改善と有酸素運動が必要です。

Q3:筋トレをした翌日に採血したらASTが高くなることはありますか?
A3:十分にあり得ます。激しいウェイトトレーニングやマラソンなどで筋肉が微小断裂・損傷すると、骨格筋内に含まれるASTやCK(クレアチンキナーゼ)が血中に流出し、一時的にASTが跳ね上がることがあります。この場合、ALTの上昇は軽微にとどまるのが特徴です。採血の前日や当日は過度な筋トレを控えるのが正確な判定のポイントです。

Q4:肝機能を下げるために市販のウコンやしじみサプリを飲むべきですか?
A4:自己判断での過剰摂取は推奨されません。サプリメントに含まれる生薬成分や高濃度の鉄分が、弱っている肝臓にさらなる負担を与え、「薬物性肝障害」を引き起こすリスクがあります。サプリメントに頼る前に、まずは糖質制限、禁酒・節酒、毎日のウォーキングなど生活習慣の是正を優先してください。

鈴木 陽菜
著者

鈴木 陽菜

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。