「水分ばかりで栄養が少ない」と思われがちなスイカですが、最新の食品機能学の研究では極めて高密度のファイトケミカルを含有していることが判明しています。
スイカの可食部約90%は水分ですが、赤色系スイカには強力な抗酸化作用を持つリコピンがトマトの約1.4〜1.5倍も含まれています。さらに、アミノ酸の一種であるシトルリン(血管拡張や血流改善、むくみ予防に関与)や、体内の余分な塩分を排出するカリウムが豊富です。
【プロの結論】スイカを日常に取り入れるべき人・食べ方に注意が必要な人の判断基準
スイカを日々の食生活に取り入れる際は、自身の体質や健康状態に応じた賢い選択が求められます。
■積極的に取り入れるのがおすすめな人:
・夏の熱中症予防や運動後の素早い水分・電解質補給を行いたい人(糖分・カリウム・水分を同時に摂取可能)。
・デスクワークや立ち仕事が多く、足のむくみや冷えが気になる人(シトルリンによる巡りサポート)。
・紫外線ダメージをケアし、抗酸化成分を手軽に補給したい人。
■食べる量やタイミングに注意が必要な人:
・腎機能の低下を指摘されている人(カリウムの排泄機能が落ちている場合、高カリウム血症のリスクがあるため医師への相談が必要)。
・血糖値のコントロールを行っている人(GI値が比較的高いため、一度に大量摂取せず、1回あたり200g程度を目安に小分けにして食べるのが推奨)。
・就寝前の人(利尿作用と高い水分量により、夜間頻尿の原因になりやすいため夕食以降の多量摂取は避けるのが賢明)。