【魚偏に参】「鯵」の読み方は?なぜ参と書くのか意外な語源の真相を徹底解説

【魚偏に参】「鯵」の読み方は?なぜ参と書くのか意外な語源の真相を徹底解説

【魚偏に参】「鯵」の読み方は?なぜ参と書くのか意外な語源の真相を徹底解説に関する基本知識をわかりやすくまとめました。今すぐチェックことができます。

魚偏に「参」という文字が組み合わされた背景には、古代中国から日本へと漢字が伝来・定着する過程で生まれた、複数の興味深い語源説が存在します。代表的な3つの説を検証していきましょう。

①「美味しすぎて誰もが参ってしまう」説
もっとも有名かつ民間伝承として語り継がれているのが、「あまりの味の良さに食べた人が参ってしまう」という説です。室町時代の学者・一条兼良が著した書物などでも触れられており、魚自体の名前である「アジ」も「味が良いからアジ」と呼ばれたという説と強くリンクしています。

②「群れをなして参集する」説
「参」という漢字には本来「参る」だけでなく「まじわる」「加わる」「参集する(寄り集まる)」という意味があります。アジは沿岸部や浅瀬で大規模な群れを作って回遊する習性を持つため、「魚が群がり集まる様子」を表して「魚偏に参」という字が当てられたという形態・生態由来の学説です。

③「旧暦の3月(参月)に群れる」説
古代の漢語表現において「参」は数字の「三」の大字(改ざんを防ぐための画数の多い文字)として用いられてきました。ここから、「旧暦3月(現在の4月〜5月頃)になると沿岸に現れてよく獲れる魚」という季節性を表現したという説も有力視されています。

山田 真由
著者

山田 真由

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